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Author: admin
• 金曜日, 12月 18th, 2009

牛肉を主として用いるが、鶏肉を用いる鶏(とり)すき、豚そのほかの肉類や魚貝類を用いるものもある。

すき焼きの語意は鋤(すき)を鍋がわりに用いたからという説はあたらないが、使い古しの鋤を用いることは天保(てんぽう)3年(1832)版の『鯨肉調味方』のなかにある。

「鋤焼とは古き鋤のよく摩(す)れて鮮明なるを熾火(つよび)の上に置き渡し、それに切肉をのせて焼くをいう。

鋤に限らず鉄器のよく摩れて鮮明なるを用うべし」と書いてある。

ところが文久(ぶんきゅう)年間(1861~64)に横浜に開業した店も、慶応(けいおう)年間(1865~68)に江戸に初めて出現した店も、牛鍋屋であって、すき焼き屋といっていない。

明治時代になって牛鍋屋は数多くでき、1878年(明治11)の牛鍋屋番付には約300軒の店名が出ているが、1軒のすき焼き屋もみえない。

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